飲み込みの訓練(イソヒヨドリ)

1月24日の事です。

海岸を中心に散策していたので、イソヒヨドリに何度も会いました。

市内の海浜公園では間近で観察できました。

上の写真は10mくらいの距離で撮影できたイソヒヨドリ♂です。

向こうから近寄ってきてくれたので、カメラを構えたまま動かないで待っていました。

尾羽が枝に隠れてしまいましたが、自分なりに満足な1枚でした。


場所を変えて、海岸近くの野原を歩いていた時の事です。

黒っぽい鳥が地面に居ることに気付きました。

同じくイソヒヨドリだと思います。

お腹が赤くないので♀だと思いますが、それにしては羽が青っぽいのが気になります。

もしかすると、換羽前の♂若鳥なのかもしれません。

小さなカタツムリを捕まえたようですが、飲み込むのに苦労していました。

何度も飲み込もうとしては吐き出していました。

小山の頂点で落とすので何度も下に転がります。

下に取りに戻る。⇒ 小山の頂点に行く。⇒ 再び吐き出して下に転がる。⇒ 下に取りに…

の、繰り返しです。

意地汚く 我慢強く、何度も諦めずに挑戦していました。

殻を突いて壊せば良いのにと思いますが、意地でも丸呑みにこだわります。

カルシウム不足なのでしょう。(←適当)

面白くて魅入っていたら、睨まれてしまいました。

十数回繰り返した後、上空を飛ぶマガンの群れに驚いて飛び去って行きました。

カタツムリはくわえたままで。

何処かで喉を詰まらせていなければよいのですが。


後で調べてみると、アオハライソヒヨドリという珍鳥もいるそうです。

アオハライソヒヨドリは全身が真っ青な鳥で、九州などの西日本で目撃例があるそうです。

この個体は顔部から腹部が灰色っぽいので、やはり♂若鳥だと思います。

珍鳥とはいえ、いつか見てみたいものです。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC