氷と雪(ダイサギ)

昨日は朝から天気も良く、絶好の鳥日和でした。

普段はあまり遠出はしないのですが、ちょっとだけ南に足を延ばしてみました。


上越市にある朝日池です。

冬季はハクチョウをはじめ、ヒシクイやマガン、その他のカモ類で賑わいます。

昨シーズンも行ったことがあるのですが、遠くに何百羽と群れる景色は圧巻です。

そんな景色を期待していました、が・・・

池の一面が、氷と雪でした。

水面が何処にも見当たりません。


思わず遠方に目を背けると、遠くの雪化粧した米山が美しいです。

柏崎側から見た米山に比べると、雪の量が少ない気がします。

南向きだから、積もる量や融ける速さが違うのかもしれません。


今シーズンは降雪量が凄く多い事をすっかり忘れていました。

昨シーズンは雪が少なかったので、全く異なる景色です。

よく見れば、遠くの氷上にマガンとヒシクイがいます。

遠方かつ陽炎の影響もあり、残念ながら写真は滲んでしまいました。

冬でも日が昇ると陽炎が出ますし、霧が立つこともあります。

途中で寄り道をして探鳥していたため、時刻は午前10時を過ぎたところでした。

日の出頃に到着していれば、採餌に出かける前の鳥がもっと沢山いたかもしれません。

思い付きで行動した結果ですが、今回を楽しみつつ次回に生かしたいです。


そんな折、近くの田圃で鳴き声がしました。

ダイサギです。

ダイサギは亜種ダイサギと亜種チュウダイサギがあり、私には判別が難しいです。

基本的に亜種ダイサギは冬鳥、亜種チュウダイサギは夏鳥らしいので、上の写真は亜種ダイサギでしょう。


逆光でしたが、雪上なので逆に辺縁がハッキリして良かったです。

凍っていない用水路の傍で、アオサギとともに佇んでいました。

アオサギは早々に飛び去ってしまいましたが。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC