桜の公園~その2~(アカウソ)

前回の続きです。

ある鳥を探して、自然公園に野鳥観察に行きました。

雪を踏み越え、桜の広場まで来ましたが、一面の雪のためか、他に誰もいません。


時折聴こえる「フィ~フィ~」という口笛のような鳴き声を頼りに、広場の奥まで進みます。

背の高い桜の樹の上に、その野鳥はいました。

ウソ(アカウソ)です。


ピンク色の頬が特徴で、桜の花芽が好物です。

ちなみに上の写真は♂ですが、♀の頬は白いです。



昨年、紫雲寺にある新潟県愛鳥センターの傍で見て以来、2回目になります。

その時は、あっと言う間に通り過ぎてしまいましたが、今回は食事中なのでじっくり観察できます。

桜の名所では、食害のために嫌われ者のようです。

何十羽と群れていたら、さすがに影響が出るのかもしれません。

この日、少なくとも6羽を確認できましたが、別の場所にもいそうな雰囲気でした。

徐々に晴れ間も見え隠れし、光の当たり具合も良い場面が増えました。

ただ、高い場所に留まっていたので、枝被りや覗き上げる写真ばかりになりました。

でも、目的を達成できて満足です。



ウソには、アカウソ、ベニバラウソといった亜種がいるそうです。

おそらく、今回はアカウソを見つけたのだと思っていますが、自信がありません。

アカウソの特徴は、腹部の色が赤っぽい事、大雨覆や尾羽に白斑が混じる事なのだそうです。


桜の花芽を食べて朱に染まるのでしょう(←嘘)。

もしくは、酔っ払っているとか・・・(←真っ赤な嘘)。



スカートのような尾羽の広げ方も綺麗でした。

3月ならば、雛祭りに参加できそうな色合いです。

 ♪ 少し白酒召されたか、赤いお顔のアカウソよ ♪

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC