灰色の濃さ(ウミネコ)
冬は、海岸で様々なカモメ類を見かけます。
ただ、留鳥として1年を通して本州に居るのは、基本的にウミネコだけなのだそうです。
それ以外のカモメ類は冬鳥としてやってきます。
実は野鳥観察を始めてから、初めてその事を知りました。
カモメ類の判別が苦手ですが、その甲斐あってかウミネコだけは分かります。
写真のウミネコは、2月上旬に市内で撮影したものです。
黄色い嘴の上下先端に、赤斑と黒斑があるのが特徴です。
私の持つ野鳥図鑑によると、頭部が真っ白なので夏羽に換羽しているようです。
カモメ類を見分けるときには、体上面の灰色の濃さを目安にするそうですが、全く覚えられません。
勉強と経験不足は否めませんが、光の当たり具合でも微妙に濃淡が変わって見えるので、迷います。
同じ日に、ほとんど同じ条件で撮影したオオセグロカモメ(多分)の写真です。
私には、体上面の灰色はほとんど同じ濃さにしか見えません。
わずかに下の写真の方が濃いような気がするので、オオセグロカモメと判断してみました。
ちなみに、灰色が淡い場合はセグロカモメと判断するつもりでした。
もっと淡い色の場合はワシカモメ・・・というように、体上面の灰色の濃さは需要です。
頭部の褐色斑は冬羽のカモメ類ではよく見かけるので、あまり判別の参考になりにくい気がします。
異なるカモメ類がいると、見比べる事が出来ますが、単体でいるとやはり困ってしまいます。
自信をもって紹介できるように、精進を重ねたいです。
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