絶好の狩場(オオタカ)

2月上旬、天気の良い日に河川敷を歩いていた時の事です。

オナガが数羽、対岸の荒れ地で騒いでいました。

オナガ自体も久しぶりに見かけましたが、何故騒いでいるのかも気になりました。

傍の橋を利用して対岸に渡り、その原因が分かりました。

オオタカ幼鳥を威嚇していたようです。



オオタカ幼鳥は、荒れ地の中に立つ木の枝に1羽で止まっていました。

周囲は広く開けており、川面や河原を見渡せる位置です。

ここにはコガモやオオバンなども数多くいるので、絶好の狩場なのでしょう。

昨シーズンは、オオタカ成鳥がカモを捕らえたところを発見しました。

他にもノスリ、ハヤブサといった猛禽類も見かけた事もあります。



大きさでいうとオナガよりも一回り以上大きいのですが、後方のオナガ達に追い立てられるように飛び去ってしまいました。

後方に向けて飛んでいるようにも見えるので、オナガ達を捕らえに行ったのかもしれません。

飛び立つ瞬間を撮影したかったのですが、翼が見切れてしまいました。

進行方向に向けて、もう少しズームアウトして待ち構えるべきだったのでしょう。

飛翔する野鳥を撮影するのは難しいと感じます。


オオタカ幼鳥が飛び去った後のオナガ達は、とても静かでした。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC