絶好の狩場(オオタカ)
2月上旬、天気の良い日に河川敷を歩いていた時の事です。
オナガが数羽、対岸の荒れ地で騒いでいました。
オナガ自体も久しぶりに見かけましたが、何故騒いでいるのかも気になりました。
傍の橋を利用して対岸に渡り、その原因が分かりました。
オオタカ幼鳥を威嚇していたようです。
オオタカ幼鳥は、荒れ地の中に立つ木の枝に1羽で止まっていました。
周囲は広く開けており、川面や河原を見渡せる位置です。
ここにはコガモやオオバンなども数多くいるので、絶好の狩場なのでしょう。
昨シーズンは、オオタカ成鳥がカモを捕らえたところを発見しました。
他にもノスリ、ハヤブサといった猛禽類も見かけた事もあります。
大きさでいうとオナガよりも一回り以上大きいのですが、後方のオナガ達に追い立てられるように飛び去ってしまいました。
後方に向けて飛んでいるようにも見えるので、オナガ達を捕らえに行ったのかもしれません。
飛び立つ瞬間を撮影したかったのですが、翼が見切れてしまいました。
進行方向に向けて、もう少しズームアウトして待ち構えるべきだったのでしょう。
飛翔する野鳥を撮影するのは難しいと感じます。
オオタカ幼鳥が飛び去った後のオナガ達は、とても静かでした。
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