交雑個体(仮称:オナガマガモ)

先日、瓢湖を訪れた時の写真です。

瓢湖は白鳥が訪れる県内でも有名な探鳥地です。

そんな瓢湖には、白鳥以外にも多くのカモ類がやってきます。

観察できたカモ類は、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ、ミコアイサでした。


そんなカモ達の中で、不思議な個体を見つけました。

マガモ×オナガガモの交雑個体(ハイブリッド)♂です。

一見すると、頭部の緑色や翼鏡の青色はマガモ♂ですが、嘴はオナガガモ♂のものです。

胸部から尾部にかけてはマガモ♂とオナガガモ♂の特徴が混ざってます。

カモ類は、よく交雑個体を発見することが出来るのだそうです。


マガモ×カルガモの交雑個体は、俗に「マルガモ」と呼ばれています。

マガモ×オナガガモの交雑個体は、何と呼べばよいのでしょう。


「マナガガモ」?

「オナガマガモ」?

「オナマガモ」?


どちらかというと、私は「オナガマガモ」に一票です。


♂の交雑個体は目立つ特徴があるので見分けやすいですが、♀の交雑個体はどうなのでしょう。

遺伝子(染色体)の関係上、♀の交雑個体は発生しないのでしょうか。

詳しくはないのですが、♀も気にかけて観察してみたいと思います。

瓢湖ほどの規模になると、目が疲れますが。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC