松の実大人気~その3~(スズメ)

松林で見かけた野鳥たちの第3弾です。

言わずと知れた身近な野鳥の代表格、スズメです。



マヒワやアトリに比べて、圧倒的な数でした。

望遠レンズしか所持していなかったので、広角撮影が出来なかったのが残念です。

いったい何処からこの数のスズメが湧いて出たのでしょうか。

積雪量の多い時期にはほとんど見かけなかったのが不思議です。


昔に比べてスズメの数が減った等の話を聞きます。

環境省の調査でもそのような報告があるとの事です。

調査内容の詳細は分かりませんが、体感としては納得できる気もします。

しかし、世の中の状況が変わるのと同様に、私個人の生活も変わりました。

幼少期の移動手段が徒歩や自転車であったのに比べて、車を使う頻度が増えました。

自然と触れ合う機会も減ったため、体感としてスズメも減ったように感じるのかもしれません。


スズメ達が松の実を美味しそうに啄むのを見ていると、ふと疑問に思いました。

松ぼっくりの何処に実があるのだろう、と。




落ち手間もなさそうな、若い(?)松ぼっくりを手に取りました。

松笠の根元を覗き込むと、小さな実を見つけました。

軽く振ると、ゴマよりも少し大きめの実が落ちてきます。

モミジの様に、薄い羽がついたものもあるようです。

野鳥達は、この実を好んで食しているのでしょう。

まだまだたくさん落ちているので、鳥達も餌には困る事はなさそうです。


その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC