そこに至るまで(キビタキ)

春らしい野鳥を探して、早朝の自然公園を散策しました。

先日、キビタキを今季に初見してから、鳴き声を聴く機会が多くなりました。

林の中にいる事も多いですが、開けた場所に出て来てくれると、好条件での撮影が可能です。



しばらく待っていると、キビタキ♂が近くの枝にやって来てくれました。

が、こちらが気付かれてしまったのか、頻繁に飛び回ります。

やけに活発に動くと思っていたら、♂が2羽いました。

「ジッジッ」とセミのような地鳴きを繰り返し、追いかけっこを始めました。

もしかすると、縄張り争いなのかもしれません。



上の画像は片方を追い払ったキビタキ♂ですが、何となくドヤ顔に見えます。

勝利の宣言とばかりに囀り始めました。

彼らの囀りには、そこに至るまでにそれ相応の苦労があるようです。




~おまけ~


先日見かけたアカハラに再会しました。

直ぐに繁みの中に逃げ込んでしまい、隙間からの撮影です。

薄っすらと白い眉斑があり、喉が白いので♀だと思います。

目を凝らし、耳を澄ませば、何かしらの出会いに気付く事が出来るかもしれません。


その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC