行々子(オオヨシキリ)

市内の海岸を散策中、「ギョ、ギョ、シー、シー」と大きな鳴き声が聴こえます。

枯れた葦原を見渡すと、茶褐色の鳥を見つける事が出来ました。

オオヨシキリです。



全体的に茶褐色で、うっすらと白い眉斑があります。

オオヨシキリの口の中は赤く、類似種であるコヨシキリの口の中は黄色いそうです。

毎年、市内でオオヨシキリはよく見かけますが、コヨシキリを見た事がありません。



囀る際に頭部の羽毛が逆立ちます。

鳴いている場所が枯れた葦であるため、秋っぽい画像になってしまいました。

若い葦が伸び始めていますが、まだオオヨシキリを支えるだけの太さはありません。

もうしばらくしたら、緑の中で囀るオオヨシキリを見る事が出来るのでしょう。

鳴き声から、「行々子」という別名があるそうです。



風の吹く中、揺れる葦の上まで登りつめてから鳴いていました。

見つけ易いのですが、ピント合わせが厄介です。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC