団地(アオサギ)
市内にはサギ類が集団繁殖をする場所があります。
サギ山と呼ばれる場所ですが、傍にスーパーがあるため、鳥好き以外にも広く知られています。
天気の良い朝、別の場所に行く途中にサギ山に立ち寄ってみました。
上の画像はそのサギ山の一部ですが、望遠レンズでは全体を撮ることが出来ません。
全部で何羽いるのかは分かりませんが30羽は優に超えていました。
そのほとんどがアオサギでした。
アオサギの幼鳥は、かなり大きくなっているようです。
親鳥に比べると、まだ羽の色味が淡く、上嘴が暗色です。
この巣では、行儀よく並んで親鳥の帰宅を待っていました。
親鳥が帰宅すると、幼鳥たちは餌を強請ります。
親鳥は飲み込んだ獲物を吐き出して、幼鳥に与えているようでした。
小鳥類と違い、1羽1羽に個別に与えるのではなさそうです。
巣の中に吐き出すため、一斉に幼鳥が群がります。
先程の行儀良さは見る影もありません。
人間でいうと、料理を小皿に分けず、大皿で提供しているイメージです。
兄弟同士でも、幼い頃から生存競争を勝ち抜く強さが必要なのでしょう。
その巣の近くでは、チュウダイサギ(?)の巣もありました。
飾り羽の綺麗な親鳥の足元に見える白い部分は、幼鳥たちだと思われます。
サギ山は多種のサギ類で構成される事もあるそうです。
私が確認出来る限りでは、このサギ山には2組のチュウダイサギ以外は全てアオサギでした。
近所には田植えの終わった田圃が複数ありますが、車の運転中にアオサギの小集団を見つけました。
既に餌獲りの練習を始めた家族もいるようです。
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