群れについて、危険について(ニュウナイスズメ)

エナガの群れを撮影している最中、エナガよりも一回り大きい鳥の群れが乱入してきました。

ニュウナイスズメの群れです。

エナガの群れと混じりますが、追い立てられるようにエナガ達は去って行きました。


茶色い♂


淡い色の♀


嘴の黄色い幼鳥♀


確認できる範囲では、全部で5羽以上いました。

今季は散策する場所として山側が多いためか、ニュウナイスズメによく出会います。

それでも、群れに遭遇したのは初めてでした。



印象的なのが、木の頂上で周囲を警戒している♂でした。

おそらく、ニュウナイスズメの一家の群れで、♂親鳥なのでしょう。

♀親鳥らしき個体は、一生懸命に芋虫を捕食していました。


いもり池の周囲の草木には、沢山の昆虫が生息しています。

散策路の脇に茂る葦原には、人指し指程の大きさの毛虫が其処彼処にいました。

肌に触れたり、服に付いたりするため、周囲にも気を配らないといけません。


山や高原での散策では、マムシやヤマカガシなどの毒蛇、毛虫や蜂などの毒虫に要注意です。

また、一昨年前の事ですが、いもり池での早朝散策中、クマに遭遇したこともあります。

最初、何かが葦原をかき分けて近づいてくる音に気付きました。

タヌキかウサギかも知れないと期待し、カメラを構えて待機してしまいました。

ふと、クマの可能性に思い至り、その場を離れる事にしました。

しばらくして、その場所にクマが現れたため、移動して良かったと本当に思いました。

もともと野外の危険性は知っているつもりでしたが、熊鈴は車内に置き忘れていました。

当時はバードウォッチング1年目で、野鳥観察に夢中で、危険についての認識が甘かったです。

自然を楽しむためにも、安全が第一ですね。


実は、そんな中でもクマの写真を遠くからこっそりと撮りました。

緊張していたためか凄い手ブレの写真ですが、教訓として保存しています。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC