向日葵に囲まれて(トビ)

今回、野鳥の写真はほとんどありません。


8月7日の事です。

家族がヒマワリ畑を見に行きたいというので、新潟県内の有名地を探す事にしました。

朝から天気も良かったので、絶好の向日葵日和です。


毎年、新潟県中魚沼郡津南町では、「津南ひまわり広場」を開催しています。

しかし、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で開催は(作付けも含めて)中止との事です。

代わりに、小千谷市の山本山高原にある向日葵畑にお邪魔する事にしました。



8時頃に到着しましたが、斜面いっぱいに向日葵が咲いていました。

「津南町ひまわり広場」も平地一面に向日葵が咲きますが、斜面だとより一層見応えがあります。

写真だけでは伝わりにくいですが、もの凄い本数です。

小千谷市のホームページによると、約30万本が植えられているのだとか。

20組以上の観光客が来ていましたが、散策する面積が広く、ほとんど一方通行でした。



正面から見るのも綺麗なのですが、、、

向日葵達に凝視されている気分で、恐怖を感じるのは私だけでしょうか?

まるで、発表会や講演で壇上に立たされている時の気分です。



後ろ姿を見る方が何となく、ホッとします。

畑の真ん中で撮影しているため、真後ろから向日葵の視線を感じる気はしますが。。。


一面に咲く向日葵畑をみると、イタリア映画「踊れトスカーナ!」(1996)を思い出します。

もう20年以上前の映画ですが、ユーモアに溢れた恋愛映画です。

作中に出てくる、音楽とフラメンコと丘一面の向日葵畑が非常に印象的でした。


山本山高原は、野鳥観察者にも有名な場所です。

秋には鷹の渡りが観察できるため、山頂などの観察スポットが賑わいます。

昨年、初めて訪れましたが、時期が遅かったため、ノスリが数羽のみの観察でした。

予定が合うならば、今年こそ鷹柱なるものを観察したいです。



そんな山本山高原の上空で、1羽だけトビを見つけました。

標準ズームレンズ(28-70)を最大望遠にしての撮影ですが、トビは豆粒と化しています。

普段、野鳥様に使用している望遠ズームレンズ(200-600)の偉大さが分かります。

上空にいるトビからは、向日葵畑はどのように見えているのでしょうね。

今回は久し振りの家族での遠出だったので、本格的な野鳥撮影はお預けです。


8月11日の時点で向日葵の見頃はピークを過ぎたそうです。

また、残念ながら、悪天候の影響で向日葵の多くは倒れてしまったのだとか。

山本山高原では、隔年で向日葵と菜の花を交互に植えているそうです。

来年の春は、斜面いっぱいの菜の花を楽しみにしています。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC