水を湛えた岩のステージ(ハクセキレイ?)

市内には人工の小川を備えた公園があります。

小川はポンプを用いて水を循環させているらしく、水が絶えた事がありません。

下流には池があり、鯉も飼育されています。

春や秋には渡り鳥もやってくるため、私が最もよく訪れる探鳥地です。

ただ、夏は暑い上に、藪蚊が多いから避けがちでした。


久し振りに園内を散策しましたが、鳥の姿も声も少ないです。

諦めて散歩だけして帰ろうと思ったら、小川で1羽の小鳥を見つけました。



セキレイの幼鳥です(おそらくハクセキレイ)。

ハクセキレイの幼鳥かセグロセキレイの幼鳥か、自信がありません。

眉斑と耳羽の明瞭さと色彩が識別のポイントだそうですが、難易度が高くて困ります。

鳥枯れの時期、セキレイ類は私を手ぶらで帰してくれない有難い存在です。

(以前、「シギチを探しにおいては厄介者」と発言した事を改めて謝罪致します)



小さな池の中にある、水を湛えた岩を水飲み場にしているようでした。

この岩は昔は噴水としての機能があったようですが、今は静かに水が湧き出てくるのみです。

濡れた岩が光を反射しており、素敵なステージとなってくれました。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC