まだまだら(ツバメ)
8月の半ばの事です。
砂浜にある黄色と黒の縞々ロープ(通称:トラロープ)に、3羽のツバメが止まっていました。
何気なくカメラを向けてみると、成鳥になりかけの若鳥たちでした。
よく見かける電線の上ではなく、目線の高さだったので羽毛の様子もしっかり観察できます。
まだ丸っこいフォルムですが、嘴には黄色い部分は無くなっている個体です。
額や喉元の赤色がまだ斑(まだら)で、背中の羽も生え換わる途中の個体です。
頭部や喉元は成鳥のソレですが、背中に羽はまだまだ斑な個体です。
ツバメは巣立つと、集団で河川敷や葦原などで生活するそうです。
この砂浜の傍にも葦原があるため、そこをねぐらにしているのかもしれません。
そういえば、オオヨシキリやサギ類、カワセミなども葦原を隠れ家にしています。
野鳥の生活には、葦原は欠かせない存在なのだと気付かされます。
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