まだまだら(ツバメ)

8月の半ばの事です。

砂浜にある黄色と黒の縞々ロープ(通称:トラロープ)に、3羽のツバメが止まっていました。

何気なくカメラを向けてみると、成鳥になりかけの若鳥たちでした。

よく見かける電線の上ではなく、目線の高さだったので羽毛の様子もしっかり観察できます。


まだ丸っこいフォルムですが、嘴には黄色い部分は無くなっている個体です。


額や喉元の赤色がまだ斑(まだら)で、背中の羽も生え換わる途中の個体です。


頭部や喉元は成鳥のソレですが、背中に羽はまだまだ斑な個体です。


ツバメは巣立つと、集団で河川敷や葦原などで生活するそうです。

この砂浜の傍にも葦原があるため、そこをねぐらにしているのかもしれません。

そういえば、オオヨシキリやサギ類、カワセミなども葦原を隠れ家にしています。

野鳥の生活には、葦原は欠かせない存在なのだと気付かされます。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC