きになる(マヒワ)

4月11日の事です。

夏羽のノビタキに会いたくて、思案しました。

何処に行けばいいのか見当がつかず、「新潟県野鳥観察ガイド」を参考にしました。

新潟県魚沼市小出にある魚野川でノビタキが写っている写真があります。

・・・という理由で、当地に行くことにしました。


午前6時過ぎに朝日を浴びながら出発し、現地には7時半頃に到着です。

まだ雪が残る河川敷には、芽吹いたばかりの木々がポツポツと生えています。

中州にはカルガモやカワウ、浅瀬にはイソシギ、枯れ木にはモズがいました。

と、小鳥の集団が頭上を飛び越え、近くの木に止まりました。

その木は枝垂れていませんが、花の形からシダレヤナギのようです。



マヒワです。

20羽以上で賑やかに群れ、木に生っているようです。

よく見ると柳の花を食べています。

マヒワの食性は植物食なので木の実や新芽の他、花も食べるのでしょう。

気になって調べてみると、シダレヤナギは蜜源植物としてミツバチもよくやって来るのだそうです。

もしかすると桜の蜜を吸うメジロの様に、柳の蜜を吸っているのかもしれません。


お目当てのノビタキも探してみましたが、残念ながら見つける事が出来ませんでした。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC