夏鳥のフルコース(アオサギ)

5月8日の事です。 早朝と夕方に時間を作る事が出来たので、自然公園に出かけました。

仕事を間に挟んでの散策だったので、望遠カメラをカメラバックに入れての出勤です。

車内に放置するには、防犯面でも、車内温度的にも好ましくありません。

カメラバックは職場のロッカーに何とか入る大きさでした。


その日は曇り空であり、公園には人の気配が少なかったです。

そのためか、夕方にしては公園内には野鳥の姿を数多く見かけました。

オオルリ・キビタキ・センダイムシクイ・サンショウクイなど、夏鳥のフルコースです。


最初に、背筋を伸ばしたアオサギが入り口で出迎えてくれました。


長い冠羽と胸と背中に飾り羽が確認できます。

さながら、レストランのウェイターのようです。

お遊びで、その日に出会った野鳥をフランス料理のフルコースのように命名してみました。


オードブル(前菜)は、新緑の間を飛び回るムシクイ類です 。

※:別の画像で頭頂部に中央線を確認できたため、センダイムシクイと認定しました。

~花と緑のセンダイムシクイ風~


スープは、ちょうど雲の切れ間に移動してくれたキビタキ♂でしょうか。

~カレー風味の横顔 青空を添えて~


メインディッシュには、頭上にて美しい囀りを披露するオオルリ♂を選びました。

~三鳴鳥 瑠璃色の囀り~


サラダには、ツツジの生垣からひょっこりと顔を出すアオジ♀で如何でしょう。

~若葉の中でつかまえて~


デザートは、高い木の上で見つけた今季初確認のサンショウクイです。

~白と黒のピリリ~


ネーミングセンスはありませんが、とても美味しい食事会(個人撮影会)でした。

本当の料理と違って、毎日でも胃もたれしません。

ただ、反動で普段の野鳥観察が御茶漬け程度とならない事を祈っています。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC