痕跡の主(カワガラス)

市内にあるダムの近辺で、野鳥を探していた時の事です。

渓流にある岩場に、転々と白い糞の跡がありました。

水辺に棲む鳥の痕跡です。

渓流に沿って周辺を散策する事にしました。


川下の方から向かってくる小鳥がいました。



カワガラスです。

まだ白っぽさが残っているため、若鳥のようです。



こちらに気付いている様子はありませんでした。

ただ、蜘蛛の巣があるためか、それ以上は近付いてくれません。

しばらく水面を見つめた後、飛び去ってしまいました。


この場所ではカワガラス以外にも、キセキレイ、カワセミを見つけました。

少し離れた場所にヒヨドリ、ノジコ、ニュウナイスズメ、メジロも見つけました。

結局、白い糞の主は不明なままです。



~おまけ~



散策中、面白い形をした白い花を見つけました。

垂れ下がる茎の根元の方から、順番に花が咲いています。

帰宅後に調べると、オカトラノオ(丘虎の尾)という植物でした。

花の形からついた名前のようですが、「虎の尾」なんて良く連想できたなと思います。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC