幸せを運ぶ鳥(コウノトリ)

嬉しい発見があったため、今回は2回にわたって紹介させて頂きます。


市内の散策のために、車を運転中の事です。

車道のすぐ傍の電柱に、コウノトリを見つけました。

今年5月頃、地方紙にて目撃情報があることは知っていました。

以来、運よく見つける事が出来るといいなと、思っていたところでした。



間近で見るコウノトリは思っていたよりも体が大きく、立派な嘴をもっています。

泥にまみれていますが、両足には足環が付いていました。

おそらく保護増殖事業で人工飼育され、放鳥された個体だと思います。

少し離れた場所にもう1羽おり、合計2羽いました。



遠くに居た個体が飛び立ちました。

飛翔すると、白と黒の羽がとても美しく舞います。

2羽ともに近くの田圃に降り立ちました。

傍にはアオサギがいますが、大きさが1回り以上違います。

野鳥図鑑によると、アオサギの全長は90㎝程、コウノトリの全長は110㎝程です。



「カタカタカタカタ」と、不思議な音がしました。

クラッタリングといって、コウノトリ類は嘴を小刻みに動かしてコミュニケーションを行ないます。

もう1羽もつられるように田圃に降り立ち、ともに採餌を始めました。

車でゆっくりと近付き、採餌の光景も撮影させてもらう事にします。


(次回へ続く)


その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC