幸せを運んだ鳥(コウノトリ)
前回に続いてコウノトリです。
市内の田圃に降り立ったコウノトリ2羽は、仲良く採餌していました。
長い嘴を泥の中に突っ込み、探るように餌を捕まえています。
ドジョウらしき魚を捕まえ、嘴でしっかり咥えた後に丸呑みしていました。
他にも、面白い採餌行動を見かけました。
コサギと同じように、歩きながら田圃に棲む生物を探しています。
コサギは水辺で足を震わせて驚いた魚を捕らえますが、コウノトリは翼を大きく広げながら歩き、それに驚いて逃げる生き物を捕らえていたようです。
短時間の間に、多くのドジョウを捕まえていました。
この田圃にこんなにも多くのドジョウがいるとは思いませんでした。
この土地の土壌(ドジョウ)が良いのかもしれません。
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大型の野鳥が生きていくためには、自然豊かな環境が必要なのが分かります。
コウノトリが来るという事は、その地域や環境が自然豊かで幸せな事なのだと思います。
~おまけ~
足環の事を調べていると、「日本コウノトリの会」「コウノトリ市民科学」の存在を知りました。
兵庫県豊岡市でコウノトリの野生復帰のための活動をしています。
足環の色の組み合わせで、個体が分かるように工夫されているそうです。
1羽の個体を識別する事ができましたが、もう1羽は足環についた泥のために識別困難でした。
折角なので目撃情報を送らせて頂いたところ、丁寧なお返事メールを頂きました。
● 判別可能な個体は、今年5月に柏崎市で発見された個体である事。
● 判別困難な1羽は、2日前に京都府にいた個体かも知れない事。
● 足環以外でも、羽の様子で個体判別をされているとの事。
今後もコウノトリを目撃する事があれば、情報提供として協力したいと思いました。
新潟県佐渡市でも、トキの野生復帰のための活動をしています。
コウノトリと同様に目撃情報を募集しているそうなので、いつかそちらにも貢献したいです。
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