茂みの中に(ホオジロ)

猛暑の中、海岸の近くの松林を散策中の事です。

目の前の茂みから、ホオジロ♂が躍り出てきました。



小さなカマキリを捕まえたようです。

何度か咥え直していましたが、食べる様子がありません。

不思議に思って眺めていると、上方で動く物を見つけました。



ホオジロの幼鳥です。

眺めていたらどんどん近付いてきて、5mくらいの距離にまで迫ります。

枝被りなのが残念ですが、愛らしさ満載です。

成鳥と違い、胸部に縦斑がありました。



先程のホオジロ♂が給餌しようとしていたのかもしれません。

こちらを気にしながら、成鳥と共に幼鳥は茂みの中に入って行きました。

暫くすると、ホオジロ♂のみが茂みから出てきました。

無事、餌を渡し終えたのかもしれません。



この日、同じ場所で何組かのホオジロの家族を見かけました。

松林は広いのですが、何故かこの場所に集まって過ごしているようでした。

生えている草木に違いはないはずですが、何かしらの理由があるのかもしれません。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC