松林の中で(ヒヨドリ)
8月20日の事です。
良い天気に恵まれ、早朝ではありませんが、午前中に散策する時間ができました。
暑い中ですが、市内の海岸に出かけます。
天気が良いので釣り人が多く、浜辺は遠方にいるウミネコ以外の野鳥は見かけません。
諦めきれずに、海岸沿いの松林を散策してみました。
声だけを頼りに野鳥の姿を探してみると、「ピィー、ピィー」と聴き慣れない声がします。
期待しながら声の主を探すと、ヒヨドリの幼鳥でした。
視認しやすい場所でずっと佇み、楽しませてくれました。
やや逆光なので露出補正しましたが、背景が白っぽくなってしまいます。
それでも、猛暑の中で相手をしてくれる貴重な撮影対象(モデル)さんです。
胸の白斑がハッキリとしていて、耳羽の赤みも薄っすらと確認できました。
可愛い声で鳴いています。
なおも観察していると、後方の松の木に親鳥らしき姿が見えました。
立ち去ろうとしたその時に、親鳥に気付いて自ら飛び去りました。
ほぼ成鳥に見えますが、まだ餌をもらっているのかもしれません。
風切羽の辺縁が一部だけ淡い褐色なのが印象的でした。
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