松林の中で(ヒヨドリ)

8月20日の事です。

良い天気に恵まれ、早朝ではありませんが、午前中に散策する時間ができました。

暑い中ですが、市内の海岸に出かけます。

天気が良いので釣り人が多く、浜辺は遠方にいるウミネコ以外の野鳥は見かけません。

諦めきれずに、海岸沿いの松林を散策してみました。


声だけを頼りに野鳥の姿を探してみると、「ピィー、ピィー」と聴き慣れない声がします。

期待しながら声の主を探すと、ヒヨドリの幼鳥でした。



視認しやすい場所でずっと佇み、楽しませてくれました。

やや逆光なので露出補正しましたが、背景が白っぽくなってしまいます。

それでも、猛暑の中で相手をしてくれる貴重な撮影対象(モデル)さんです。



胸の白斑がハッキリとしていて、耳羽の赤みも薄っすらと確認できました。

可愛い声で鳴いています。

なおも観察していると、後方の松の木に親鳥らしき姿が見えました。



立ち去ろうとしたその時に、親鳥に気付いて自ら飛び去りました。

ほぼ成鳥に見えますが、まだ餌をもらっているのかもしれません。

風切羽の辺縁が一部だけ淡い褐色なのが印象的でした。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC