若々、雀々(スズメ)

昼夜の気温差が大きい日が続きます。

例年よりも早い梅雨入りのためなのか湿度も高いため、真夏を前に過ごし辛い日が続きます。


市内の松林で、スズメの幼鳥に出会いました。

嘴が黄色くて全体的にずんぐりとしており、動きも鈍くさいです。



親鳥が餌を運んでくるのを待っているのか、周囲を見回していました。

頬の黒斑はまだ淡くて、それほど目立ちません。



松の樹皮を啄んでいますが、食べ物か否かを確認しているようでした。

しばらく見ていても、なかなか親鳥はやって来ません。

少し離れた場所で、成鳥のスズメの小さな群れを見つけました。

先程の幼鳥の親かはわかりませんが、地面で草の穂を食んでいます。

先日のシジュウカラと同様に、もう幼鳥は自立して餌を探さなければいけない時期なのでしょう。




~おまけ~


松林を散策中、まだたどたどしいセミの鳴き声を聴きました。

松の木々を入念にチェックすると、高所の枝に小さなセミの姿を見つけました。



翅が透明な小型のセミでした。

ヒグラシに似ていますが、鳴き方が違います。

帰宅してから調べてみると、ハルゼミという4~6月に松林で発生する早鳴きのセミのようです。


写真こそ撮る機会は少ないですが、昆虫も好きです。

足と目と耳、そして頭を鍛えながら散策を楽しんでいます。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC