夏の海でシギチ探し(トウネン)

7月末日の朝、市内の海岸にシギチを探しに行きました。

この時期、市内の海岸は海水浴の方々のために駐車場が有料となる場所が多いです。

交通整理や海岸清掃などのために活用されているのでしょう。

ただ、普段は無料であるため、地元で駐車料金を支払ってまで野鳥観察する気にはなりません。

駐車場が無料の、海水浴場ではない場所で探す事にしました。


とはいえ、釣り人を見かける以外、なかなか野鳥の姿をみかけません。

沖合にウミネコの姿を見かけますが、とても遠いです。

諦めて帰ろうかと思っていたところ、沖合にある小さな砂洲に小さな鳥を見つけました。



トウネン(夏羽)です。

全部で3羽いました。



砂浜に嘴をさして、餌を探していました。

チョコチョコと歩く姿が可愛らしいです。



似ているシギ類としてミユビシギがあげられます。

黒い眼過線と白い眉斑がある事から、トウネンと判断しました。

喉元が赤茶色をしているので、夏羽です。

仲良く3羽で行動をともにしていました。


他にもトウネンの仲間がいないかと、周辺を見渡している間に何処かへ飛んで行ってしまいました。

まだ秋の渡りには早いと思っていましたが、これからが楽しみです。

その日ばかりの野鳥観察

新潟県中越地方のバードウォッチャー(3年目)です。 山あり海あり川ありの自然に恵まれた環境で、野鳥を観察しています。 出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。 【カメラ】 SONY α7 Ⅲ 【レンズ】 SEL200600G F5.6-6.3 G 【テレコンバーター】 SEL14TC